profileプロフィール

出演者プロフィール

大槻 文藏- 芸術総監督

能楽師。シテ方観世流。1942年、大阪市生まれ。祖父十三、父秀夫および、観世寿夫、八世 観世銕之丞に師事。1947年「鞍馬天狗」にて初舞台、以降、三老女の披演とともに、復曲能、新作能にも積極的に携わる。
紫綬褒章、旭日小綬章、日本学賞など受賞多数。公益社団法人能楽協会大阪支部長、大阪能楽養成会副会長、大阪文化芸能国民健康保険組合理事長、公益財団法人大槻能楽堂理事長。
2016年に重要無形文化財保持者各個認定(人間国宝)。2017年、日本芸術院賞受賞。

赤松 禎友- 能

1958年、兵庫県高砂市生まれ。1974年に入門。大槻秀夫・大槻文藏に師事。ニューヨーク・パリ・アビ ニョン・ウィーンなど海外公演に数多く参加。大阪文化祭奨励賞・大阪舞台芸術奨励賞など受賞。重要 無形文化財総合指定保持者。

茂山 あきら- 狂言

3歳の時 狂言「以呂波」のシテにて 初舞台。1976年、花形狂言会を発足。 古典狂言のみならず、小松左京作SF 狂言「狐と宇宙人」等の新作狂言や千 年振りの復曲「袈裟求」など演じ、狂言 の大衆化に力を注いでいる。1992年京 都芸術新人賞受賞。

茂山 茂- 狂言

4歳の時に小舞「柳の下」にて初舞台。そ の後「千歳」「三番三」「釣狐」を披く。東京 において「狂言小劇場」を兄の正邦、従兄 弟の茂山宗彦・逸平らと1995年から2004年 まで続けてきた。企画製作そして出演までを 自分たちでおこなう「HANAGATA」を通し、 狂言の魅力を存分に味わっていただき、自ら の芸を磨くことを目的としている。

十四世・野村 又三郎- 狂言

和泉流三派の一つである野村派十二 世当主・故野村又三郎信廣の嫡男、父に 師事。2003年、ハリウッド映画「ラスト・サ ムライ」出演の他、劇中劇の構成・演出・ 台本作成・演技指導を担当。2005年愛知 万博開会式で創作舞踊狂言「叡智の袋」 を脚本・演出・主演にて上演。2011年5 月、十四世・野村又三郎を襲名。

山本 善之- 狂言

1992年生まれ。奈良県出身。2014年京 都造形芸術大学卒業。大蔵流能楽師狂言 方。1998年四世茂山忠三郎倖一に師事、 現在は茂山良暢に師事。2013年「千歳」を 開く。京都能楽養成会所属。大学卒業後、 演劇集団「流刑芝居」の立ち上げに旗揚げ メンバーとして参加。当劇団で、演出、戯曲、 役者等幅広く活躍中。また、「繻子の靴」(演 出・渡邊守章)にドン・フェルナン他で出演。

六代・豊竹 呂太夫- 太夫

昭和42年三代竹本春子太夫に入門、祖父豊竹若太夫(人間国宝)の幼名豊竹英太夫を名乗る。 昭和44年四代竹本越路太夫に入門。昭和53年文楽協会賞、平成6年国立劇場文楽奨励賞、平成 15年国立劇場文楽優秀賞を受賞。文楽公演以外に、「ゴスペル・イン・文楽」の創作、現代詩や落語 等他ジャンルとのコラボレーション公演も手がける。平成29年4月六代豊竹呂太夫を襲名。同年9月第 47回JXTG音楽賞邦楽部門受賞。

鶴澤 友之助- 三味線

平成12年4月 国立劇場文楽第19期研修生となる
平成14年4月 豊澤富助に入門、豊澤龍爾と名乗る
平成14年7月 国立文楽劇場で初舞台
平成29年5月 鶴澤清友の門下となり、鶴澤友之助と名乗る

桐竹 勘十郎- 人形

昭和42年7月 文楽協会人形部研究生となる(14才)
 三代吉田簑助に師事、吉田簑太郎と名乗る
昭和43年4月 文楽協会技芸員となる
 初役は、大阪毎日ホールにおける「壇浦兜軍記・阿古屋琴 責の段」の水奴
平成15年4月 大阪・国立文楽劇場において、三代桐竹勘十郎を襲名
 「絵本太功記・尼ケ崎の段」の武智光秀で披露
平成15年5月 東京・国立劇場において
 「尼ケ崎の段」の武智光秀で三代桐竹勘十郎を襲名披露

クラングアートアンサンブル

メンバー

Oboe Christian Hommel, Valentine Collet
Clarinette Stephan Siegenthaler, Dirk Altmann
Horn Olivier Darbellay, Jean Viret
Bassoon Diego Chenna, Pol Centelles
Contrabass Peter Schlier

クラングアートアンサンブルは、ルツェルン音楽大学の教授陣が集まって10年ほど前から活動しているグループである。

メンバーはみな名高いソリストばかりで、南西ドイツ放送響、バイエルン放送響、ベルン響、フランクフルトのアンサンブル・モデルンといったトップオーケストラの首席奏者を務めている。

記憶に残るコンサートも多く、なかでも世界屈指のオーボエ奏者ハインツ・ホリガーとの共演は特筆すべきものであった。

コンサート活動で好評を博するほか、スイスの後期ロマン派の作曲家ハンス・フーバーによる木管楽器とピアノのための五重奏や六重奏など、長く忘れられていた木管室内楽のCD録音も手がけている。

クラングアートアンサンブルは、比較的大きな編成でも活動している。最近では、マイニンゲン劇場と組み、同劇場でモーツァルトのグラン・パルティータやリヒャルト・シュトラウスの「楽しい仕事場」を演奏。このコンサートはメディアでも大きくとりあげられ、「演奏家も聴衆も等しく喜びを分け合った」と評された。

★都合により出演者が変更になる場合もございます。

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Le Nozze di Figaro